見出しの付け方だが、読者への利便性という面と検索エンジンにも配慮してSEO面という二つがある。自分は今まで気づかなかったことを反省を込めて記す。

見出しのタグ付け方で不思議に思っていたこと

見出しのタグの付け方が、賢威とAffinger では異なるのが以前から不思議であった。賢威では、以下のように「h1タグ」から並ぶのだ。それで、自分は執筆する時に見出し選択では、よく見出し1つまり「h1タグ」をつけていた。

ところが、Affinger の場合は、以下のように並んで、「h2タグ」から始まる。「h1タグ」は選べないのだ。

このことが以前から不思議であった。なぜ、「h1タグ」は選べないのか。しかし、最近その理由が氷解した。

h1タグはブログのタイトルにだけ用いるのだ。記事の中で、h1タグを用いると不自然な構造になり、検索ロボットが混乱してしまう。以下、詳しく説明を行う。

自分のブログの見出しの付け方を確認すること

自分の見出しの付け方を確認する必要がある。Google Chrome の場合だが、記事タイトルの上にマウスのカーソルを合わせて、右クリックをする。そして、「検証」をクリックする。すると下にそのページのHTML構造が表示される。すると、賢威を用いた自分のブログでは、記事内の「見出し1」には「h1タグ」が現れてくる。

自分は今までは、記事の中の見出しは「見出し1」を使うことが多かったが、そうすると「h1タグ」が使われてしまっていたのだ。つまり1つの記事の中に、本来ならば、記事のタイトルに使うべき「h1タグ」が複数現れるので、検索エンジンが混乱してしまい、SEOに悪影響を及ぼす。

Affinger の見出しの付け方

Affinger では記事を書くときは、見出しを付けたいと思った時は、見出し2、つまり「h2タグ」から始まる。つまり初心者が間違えて「h1タグ」を選択することを防止しているのだ。初心者に親切な配慮であると思う。(追記、2018-07-08, 最近購入したSango だが、同じような考えで見出し2からしか選べない)

さらに、Affinger に感心したことがもう一つある。Affingerで作られたブログに関して、サイトトップを調べると、タイトルにはタグは付いていない。代わりにキャッチフレーズに「h1タグ」が付いている。つまりタイトルは訪問者向けだが、キャッチフレーズは検索エンジン向けなのである。

タイトルは訪問者受けに、そこそこ個性的なネーミングを選べばよい。しかし、キャッチフレーズは、検索ロボットを意識して、長めに、平凡なタイトルでもいいから、キーワードを3つ以上を詰めこめる。これは非常に巧妙な方法だと思う。

WordPress のテンプレートによっては、サイト(ブログ)全体のタイトルは「h1タグ」で、各記事のタイトルは「h2タグ」が使ってあるものがある。その時は、記事内の見出し付けは「h3タグ」から始まるようになる。しかし、このような構成も体系的だなと思う。どちらが検索ロボットから高く評価されるのか。

自分の次の行動は何か?

そのようなことが分かったので、賢威を使っていたブログはすべて修正する必要がある。見出し1を適切なもの(見出し2)にする必要がある。それが自分の次の行動だ。

なお、これから新しいサイトを作る時は、原則としてAffinger を使おうと思う。こちらが初心者が間違えないように配慮がされていると思う。ただ、今まで賢威で作っていたサイトは、記事数も増えたものは、今更変えるわけにはいかない。

(追記、2018-07-08, Sango とJin も素晴らしいようだ。Sango はすでに購入して自分のブログでも使い始めている。Jinもいつかは購入したいと考えている。値段がちょっと高いのだが、14,800円だ。)