2015-07-04

工藤優という人のブログで「起業して4年間で1億円の稼ぎ、沖縄に家族と移住した元サラリーマンのブログ」(http://yk-yk.com)に関しての感想(続き)である。

この人のブログを拝見すると、(1)元サラリーマン、(2)南の国在住、(3)30代or 40代の男性、(4)アフリエイトで月100万、(5)メルマガの購読者募集、(6)稼ぎ方講座の募集などが、共通のキーワードである。これらの点について下で述べていく。

  1. 元サラリーマン:ホワイトカラーの会社員で、ある程度は自分自身の知的能力には自信がある。会社でWeb制作などをして、ブログ運営にある程度の経験は持っている。そんな人たちが、会社を辞めてアフリエイト専業という世界に飛び込んでいく。
  2. 南の国在住:人間の誰もが持っている楽園幻想、南国幻想にアピールしている。沖縄か鹿児島か、タイ国、シンガポール国などが彼らの夢の世界となる。間違っても北海道やロシアに移住という例はない。暖かさが大事なのである。
  3. 30代or 40代の男性:20代の終わり頃に会社を辞めた人が多い。そして、苦節10年なんとか稼げるようになり、ブログも有名になってきた。この年齢になって、世間に知られるようになるのである。とにかく、若い男は迷うのである。まだ可能性はあると信じている。これが50代になると退職後に何かしようと考える。
  4. アフィリエイトで月100万:この数字は大変悩ましい。これだけコンスタントに稼げたら、自分は何をするのか、と読者へのアピール力は大である。自分ももしかして可能か?と考えてします。これが月に1億ならば、眉唾もので怪しいということになろう。
  5. メルマガの購読者募集:たいていは無料である。ホリエモンのように有名人ならば、有料でも購読希望者はたくさんであろう。メルマガの運営者は毎回、世間では言わないような内容で人をはっとさせることを言わなければならない。(大変だろうな)ブログではトーンを抑えても、メルマガは自分の力量の発揮場所である。
  6. 稼ぎ方講座の募集:これが最終的な目標となる。我々は、参加費3万円で3日連続の講座に出席することは、さほど大金とは思わない。講座の終わりに懇親会でもあれば、異業種の人とも知り合えて得かなとも思ってしまう。50人の人が参加するとして、150万か。月に2回ほど満員状態で人が来てくれればいい。

いずれにしても、運営は大変だろう。しかし、自分が主人公で稼ぎが悪ければ、それは自分の責任で誰を恨むこともない。毎回、それなりに動機付けは高まると思う。もっといいブログを書こう。メルマガはもっと魅力溢れるものにしよう。講座を工夫しよう、などである。

私の生きかたにも参考になる。とにかく、何か成し遂げた人のブログは迫力があって面白い。自分を必死で売り出そうとしているその真剣さに打たれるのである。

写真素材 足成
写真素材 足成